私は頭がおかしい人間なので、インピオ漫画とか読んで感動して泣いたりする。冗談ではなく本当に泣いてる。
「インピオ」ってなんだよという人はピクシブ百科事典とかのインピオのページを見てもらうことはしなくてよくて、子供たち同士でえっちなことするエロ漫画とかのジャンルを指し示すネットミーム的に使われるようになった言葉と説明しとく。
インピオというジャンルは、少女と少年がなんかセックスとかするので、普通に考えて、ロリ的にもショタ的にも、ガチアウト。駄目だろ。大人がそんなの読んだら。子供が読んでも駄目だろ。じゃあ誰が読むの。わからんがとにかく私は読んだりして、漫画で描かれているロリとかショタとかをエロい目で見ている。駄目な人間だから。
子供たちが、何か知識がないなりに、だからこそ、性的な関係となる物語の何がええねんって、そう思う人は多いだろうが、そういう人たちの中にも僕ヤバとか読んでニヤニヤしながらさっさとセックスしちゃえよーとか思ってるキモいやつもいるんだろどうせ。えてか、した?あの2人したの?じゃあもうほとんど同じだろが。サイコーか。とか頭がおかしいなりに思ったりする。異論は認める。
コミックLO(ロリ特化エロ漫画雑誌)とかに載ってる漫画の多くは、基本的に少女と成人男性がセックスする話ばかりで、まあそりゃそうかなのだが、でもたまになんか文学的なことを描いてる何かがあったりするが、そういうのって結局なんか古典的なやつで、ありがちなのが成人男性が無垢な少女に幻想を抱いていたら、少女は無垢とかじゃなく世界の多くを知っていてガーン、みたいな幻想を描いて、深いぜ...みたいな感じにしてる。80年代のロリコンブームとかも、インテリ仕草としてそういうノリがあった。大人はなにかと、子供と侮っていた自分の浅はかさに打ちのめされたかったりするので(私もそう)、なんかそういうやつの延長線だったりに、ロリとかショタとかを過剰に神々しく描いたりする変態漫画や映画があったりするよね。
でもインピオってそういうことにはなかなかならないし、なりようがない。なんか子供どうしわけも分からずエロがあるらしいと行為に及ぶようなものばかり。だからええねんと言いたい訳では無い(だからええねんと個人的には思ってはいる)のだが、私はここ最近そういう漫画に関心が高い。
「きいろいたまご」という漫画家がいて、この作家は歳が近い若い男女のエロい関係をいろいろ描いている。この作家の作品にありがちなのが、男の方がなんか何も考えてなくて性愛の衝動とかに素直にしたがっちゃって、女の方はまあそういうこともありますかとそれを受け入れちゃうって展開。コミックLOで掲載していた作品をまとめた『性青ホリック』での連作とかは、まさにそういう話なんだけど、少女側が受け入れちゃうのも仕方ないな、と思えてしまうくらい少年がかわいいかったり魅力的だったりする。性の知識が乏しかったりする子供っぽさ全開の存在が、ちょっとませてる少女にとってキュンとくる的なのは、都合よすぎるなってやつではあるし、結局そういう承認(だったり言い訳みたいな姿勢を通したいぜみたいなの )を男性的な欲望が求めてるってことも言えるのは承知の助なのだが、この作家は少女側がそれを受け入れてしまう危うさにも説得力をもたせて描いているように、頭がおかしい私にはみえる。性的自己決定ってやつ?まあ今の日本の法律上この漫画の2人にそんな権利はないのだけれど、幼くて危うい2人のそういうの含めたエロいやつを読んで、危ういけどなんかお前らが今ちょっと幸せならそれはそれで良いのかもな、と私は泣いたりする。大人たちはこのあと色々いうかもしれんが、私はお前らの味方だからなと、どの立場でそんなことを思ってるのか自分でもわからないが、そんなことを思ったりする。これもまた大人の欲望なのだけど。しかしまあ成人男性(や成人女性)が未成年に手を出すとかどうとか、そういう話が巷であふれすぎていてゲンナリみたいなところはあるが、それを使って口喧嘩してる人たちが多すぎて、なんならそっちのほうがしんどい。いったん、『メイ・ディッセンバー』とか見といたらいいのに、とか思うが、見たりはしないのだろう。