何かすごいTwitter現Xでバズってたマンガの話。ふーん話題じゃん、読んでおこ、てことをしていきたい、いい歳なので。
「Trifle」っていう「花とゆめ」の編集部によるBL専門のWEBマンガ雑誌(そーゆーのがあるんだね!)で連載している安斎かりんの『俺の唇が狙われています』の1話がさ、めちゃバズってたね。
なんか1巻が刊行されるタイミングでのプロモーションだったみたいで、Twitterでマンガ読むの面倒くさいから買って読むとかした。
異能力もので学園ものっていうベタなやつを下敷きにして、主人公の能力がキスした相手の能力を強化するって、うわあエロい設定だなあ、エロすぎて笑っちゃうよそんなの、エロじゃん、エロすぎて草、まぢで、何考えてんの作者、キスとか一番エロいんだから、そんなのさ、うおー。とかなんとか思うしかない1巻だった。良かったよ。
Trifleがどういう雑誌なのか知らないけど、とりあえずBLは絵が上手くなきゃだよね。このマンガ絵がうめーでいいよね。それでいて絵柄が、BLほとんど読まない私みたいな人間でも、かわいくて良しってなれるポップさもあって、おいしいバランス。
てか6.8万いいねってBLマンガとして異常やない?よく分からんけど。あんまりこういう数字を鵜呑みにするのも良くないけれど、とりあえず、私みたいな普段BL読まない人にも届いていそうな数字な気がしている。
っていうのもさ、このマンガを読んでてあらためて思ったことなのだけれど、若い男女がいたずらにキスとかしてても今の読者ってあんま楽しめないんじゃない?コンプラ的やつとかで。なんか不本意なキスからはじまる関係とか、若い男女でやったら「これは暴力とかそういう類いのやつでわぁ〜」みたいなことを頭の片隅で一瞬考えてしまって萎えとか、ありそう。これは読者が本当にそう感じるかどうかは関係なく、読者が読んでいる間に何かそういう問題をメタに連想しちゃうかどうかの問題なので、実質的にコンプラだったりポリコレだったりの問題ではないのだけれど。私自身はマンガで若い男女がいたずらにキスをしていたら本気で嬉しいのだけれど、私でも何かそういうメタ連想をして、これは現代の読者は喜んでくれるのだろうかとか、そういうのを考えたりするし。
でさ、同性だったら不本意なキスで始まるやつができるってことなんだけど、まじそれどういう理屈なの???って本当に思うのだけれど、でも実際そうなってるよね、今って。かなり真面目に、どういう理屈なんだよって私は思うのだけれど、だいたいのユーザーはそういう点ではかなり冷淡なので、別にLGBTQ+的なこととかマジで関係なく、同性の若者同士のキスでトゥンク...になるんだと思う。とりあえず私はなるので、私って酷い人間だわ...。マイノリティへの想像力とか、どこへやら。でもキスはトゥンクだもんな。仕方ないよ。というか、『嵐が丘』とか『マーティーシュプリーム』見て私が思ってたこと、浮気とかセックスとかいらんから、ベロチューだけしてろってのを、このマンガはやるつもりなのかっていう気持ち悪い期待をしている。何の主張だこれ。